たまに、ふと思い出してしまうことがあります。
皆さんも、今この場で、思い出してみてください。
「これまでのビジネス人生を振り返り、自分が成長したなって思えた時は、どんな場面でしたか?」
「辛い仕事を諦めずに最後まで頑張って乗り切った時」
「部下や後輩をマネジメントする立場になって、非常に苦労した時」
「新しい領域の仕事を任され、苦労しながら成果を出した時」
「組織全員で一体となって活動し、無理だと思った目標を達成できた時」
「普段は厳しい上司や先輩から、仕事ぶりが認められほめられた時」
まだまだもっとあるでしょう。
ここで以下の観点で振り返ってみましょう。
「何故、その時をそうだと思ったのか?」
「具体的などんな場面で、何を身につけたと思うか?」
「その時は、どんな気持ちだったのか?」
「一番キーとなった行動や状態は、どんなことだと思うのか?」
「その時に、他者から影響を受けなかったのか?それはどんな内容で、どんなタイミングだったのか?」
上記は一例ですが、自ら振り返りながらその時の様子を分解・分析してみましょう。
この分析によって、いろいろなことが見えてきます。
人材開発の施策立案の際に考慮すべきことや、部下マネジメントにおける効果的な部下育成などのヒントが思い浮かんでくるのです。
自分の成長の原点に立ち戻って、改めて冷静に分析してみることで、忘れていた大事な何かを思い出すことでしょう。
お勧めします。